戸塚区の総合病院で年次点検、正に時間との戦い
戸塚区の総合病院にて年次停電点検を実施しました。
こちらの病院は救急患者を受け入れている医療機関のため停電実施日程の調整が難しく、決定までに約1年以上を要しました。
綿密な調整を重ね5月17日に年次停電点検を実施しましたが、当日も救急患者への対応が優先されるため、当初11時の予定から12時30分頃の停電開始となりました。
病院側からは停電時間の延長は避けたいとの要望もあり時間との戦いとなりました。
しかし、医療施設では安全確保が最重要です。
限られた時間でも確認作業を省略せず、迅速かつ慎重に作業を進めました。
仮設電源発電機と仮設電源配線
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地下変電室の停電前と停電後
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今回の作業では、通常の年次停電点検に加え、柱上変圧器(トランス)や古い高圧遮断器であるOCB(油遮断器)のPCB含有確認検査も実施しました。
古い設備についてはPCBの有無確認が必要となるため、普段からお世話になっている電気保安関係の協力会社様にも応援に来ていただき、作業を進めました。
協力会社様にはトランスおよびOCBのPCB採取・確認作業を担当していただき、私と応援者の方では停電点検および保護継電器試験を中心に実施しました。
現場では試験作業に集中し、効率良く点検を進めることを優先しました。
試験を行うリレー(高圧継電器)群
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PCB検査採油を行うOCB(油入遮断器)と採油場所
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採油用具と採油後の手袋
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また、低圧側ブレーカーの絶縁測定については元請会社様に対応していただきましたが、一部回路において絶縁抵抗値が基準値を下回る箇所も確認されました。
ただ、病院側から復電優先の要望があり、詳細な調査は後日とし安全確認のうえ復電を優先しました。
さらに、地下にある変電設備は埃が溜まりやすく、時間的制約のなか最低限の清掃を行いつつ点検しました。
機器の清掃前と清掃後
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復電前の断路器投入/復電後の供給電圧確認
救急対応で開始時間そのものが遅れた中で、当初の目標15時に近い、15時10分~15分頃には復電を完了することができました。
病院のような「命を支える施設」の電気設備点検では、通常以上に責任が大きく緊張感がありましたが、無事に復電まで完了し一安心です。
今後は不良箇所の個別調査などを行い、引き続き確実な保守管理を行っていきたいと思います。
